【静電気を防止】静電気の発生を防ぐコーディネートは?帯電しにくい素材や発生原理も含めて解説します。

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■こんな方に向けて解説!
・静電気を防ぐ服装を知りたい。
・服の素材によって電気の帯電量がどう変わるのか知りたい。
・帯電の原理も含めて把握しておきたい。

私は車から家電と幅広く様々な電気設計エンジニアとして経験をしてきました

計算や電気が苦手な方が、理解する上でつまづきがちなポイントにも配慮して解説します!

この記事を読めば、”帯電の原理”や”帯電しやすい素材”や”静電気が発生しやすい素材の組み合わせ”」を簡単に把握することが出来るようになります。

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静電気の発生する原理は?

服装の素材を確認し、+と-どちらの電気を蓄え安い素材なのかを確認する必要があります。

静電気は2種類の物質がこすれることで発生します。 これは小学校の頃にやる髪の毛を下敷きでこすったときに 髪の毛が下敷きに引っ張れる現象と同じ現象ですね。

片方が+で片方が-の電気を帯びる帯びる物質同士がこすれあうと +と-の電気が分かれて、静電気を蓄えた状態になります。

+の電気を蓄えやすい髪の毛とマイナスの電気を帯びやすい下敷きの成分で(ポリ塩化ビニル) 擦り合わせたことで、プラスとマイナスの電気が移動します。

+と-の電気は互いが引き寄せ会う性質があるため、髪の毛が下敷きに引っ張られてしまうという現象が起きますね。

+と-の電気がくっつきたがる性質は冬場にパチッと来るあの現象を引き起こします。例えば+の電気をたくさん引き寄せた状態の人が、ーのドアノブなどに触れると、+と-の電気が結合する瞬間にバチっと静電気流れてしまうというわけですね。

静電気の発生しやすいコーディネート

髪の毛と下敷きの例で考えましたが、服の素材同士でも同様のことが発生します。服の素材がプラスとマイナスどちらに帯電しやすいのか確認していきますね。

帯電列を使って確認

性質を一覧表で表すとこのようになります。+とーの電気の帯びやすさを一覧にするとこのように表現することが出来ます。 右に行けば行くほど+の電気を帯びやすく、左はーの電気を帯びやすいということですね。

静電気の発生しやすい服装【ポリエステル×ウール】

では具体的に服の素材同士が擦れあったときのことを考えていきましょう。

例えばポリエステルが素材の服と、ウールの服を重ね着してしまうと、+と-が擦れあってしまい、静電気を蓄えてしまい、静電気が発生しやすい状態になりますね。

アクリル×ナイロンの組み合わせも+と-をそれぞれためやすいため、静電気を発生させやすい組み合わせということになります。

静電気の発生しにくい服装【ナイロン×ウール】

逆に性質が近い素材同士の場合、例えば、ウールにナイロンの組み合わせであれば同じ+側で帯電しにくい組み合わせになりますね。またポリエステルにアクリルの組み合わせ出ればー側で同じであり、静電気は発生しにくいということになります。

人の肌に優しい素材

また人の皮膚は+に帯電しやすいようです。 一覧で見てみるとこのあたりにいますね。例えば、麻とか絹は人の肌に近い+の性質をもっていることになるので、肌に優しい素材でできているともいえると思います。

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