■こんな方に向けて解説します!
・電気代の高騰に伴い、パネルヒーターの電気代を知りたい方。
・電気や計算に対して苦手意識があるけど、電気代の考え方が気になる方。
・最近家の電気代が高くなっているため、つっけぱなしの家電の電気代を把握したい。
真冬の寒い日々が続くとパネルヒーターをつけっぱなしにしたまま過ごすことも増えてくるため、電気代が気になる方も多いと思います。
そこでこの記事では、電気や計算になじみのない方でも、簡単に電気代の計算ができるように、基本的な電気代の考え方も絵や図を使って解説したいと思います。

私は車から家電と幅広く様々な電気設計エンジニアとして経験をしてきました。
様々な経験を積む中で、計算や電気が苦手な方が、理解する上でつまづきがちなポイントを把握できるようになりました。
この記事を読めば、「製品に印字された”消費電力”から”電気代”を計算ための手順」を簡単に把握することが出来るようになります。
パネルヒーターとは?
まずパネルヒータって何?という方のために簡単に説明したいと思います。パネルヒータは文字通り板のようなパネル型の暖房機器です。 ヒーターやエアコンとは異なる以下のような特徴があります。
・温風を出さずにパネルの発熱を利用して部屋を暖められる
・風がでないので部屋の乾燥を防ぎ、ほこりを舞い上げるような心配もない
・パネル型なので占有スペースを抑えることができる
デロンギ製オイルヒーターの電気代を計算!
アマゾンでベストセラー商品のデロンギ製のパネルヒータを、8畳の寝室を夜中8時間使った場合の電気代を考えて行きたいと思います。
電気代の単価

電気代の単価は、1kWを1時間使った場合を25円として計算していきます。
kWh(キロワットアワー)へ単位を合わせよう

消費電力を見てみると、1200Wと記載がありますね。W表示なのでkWへ単位を変換したいので、1000分の1をすることで1.2kWと変換できます。さらに1時間使った場合1.2kWhと表現することができます。
消費電力と単価の掛け算をしてみよう

1kWhあたり25円ですので、この場合は25円を1.2倍して30円となります。つまり1時間パネルヒータを使うと約30円かかるということです。
今回は夜間に8時間使う場合を想定していますので、1時間当たりの電気代30円を8倍して240円となります。つまり1日8時間の使用で240円かかるということになります。
さらに30日間使ったと仮定すると、240円×30日のとなり、1か月の電気代は7200円ということになります。

動画でもご視聴いただけます!
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